■入門書の数式図表比率

入門書のマップ表示では、水平軸(左右方向)を「数式比率」、垂直軸(上下方向)を「図表比率」とする 二次元空間上に、各入門書を布置している。数式の記載法には各著者の独自性が発揮されており、 統一の基準で数式を数えるには限界があるが、本マップでの各軸の座標算出方法を下記に示す。

なお、マップの原点(水平軸と垂直軸が交わる中心点)は、対象とした全入門書の数式比率の平均値と、図表比率の平均値 にあたる点を表している。

【数式比率】・・・マップの水平(左右)方向軸

数式の総数を頁数で割ったもの。1頁あたりの平均数式数。

【数式】

1行が純粋に数式だけの場合を数式として数える。 式番号がある場合は、式番号を最優先して式番号ごとに1つの数式とカウント。 式番号がない場合は、複数行にわたる1連の式を1つの数式と数える。 図表内の数式は数えない。

【図表比率】・・・マップの垂直(上下)方向軸

図と表の総数を頁数で割ったもの。1頁あたりの平均図表数。

【図表】

図表番号がある場合は、図表番号を最優先して図表番号ごとに1つの図表 (ひとつの図表番号中で(a)と(b)に分かれていても(a)と(b)を合わせて1つの図表と数える)。 図番号・表番号が明示されない場合、1かたまりの図表や写真を1つ の図と数える。 人物写真や意味内容のある写真は図表として数えるが、 内容に直接関連しない飾りのイラスト等は数えない。

【頁数】

目次、索引、はしがき等を除く、本文の総頁数。 付録、演習問題、巻頭写真頁などは総頁数に含む。